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2008/10/7 火曜日

紅葉鯛・もみじだい!

カテゴリー: 料理, 築地市場 — inami @ 9:48:47

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この時期の代表的な魚、「真鯛」です。春に出回るのが桜の咲く時期という事もあり、「桜鯛」と言われています。春は、産卵前の物が良いのですが、産地によっては春先でも産卵後の鯛もいます。産地だけにこだわっていると「はずれ」の鯛を買ってしまう恐れがあります。産卵後の「桜鯛」はパサパサで味気ない魚です。

秋に出回る「真鯛」は、山々が紅葉する時期ということで、「紅葉鯛」と言われています。鯛の脂乗りの回復はとても早く、春に産卵した後、秋にはしっかりと脂が乗ってきます。そして「紅葉鯛」と言えば、皆様一度は聞いたことがあると思います。「明石の鯛」です。

夏に水温が上がった明石海峡は、「鯛の主食」とも言える海老や蟹、たこ、イカなどが活発に生息します。その餌ですら高級品です。「明石のタコ」などは特に有名ですね。

そして明石海峡は幅が狭い為に水流が速く、そこに生息している魚は身が締まります。白身魚は身が締まっていないと駄目ですね。

「カツオ」などの赤身の魚は、私が思うに広々とした海で回遊していると、人間と一緒で筋肉質になり脂肪が全然無く、あまり好みません。逆に三陸などの近海物は、岩がゴツゴツしていて「カツオ」があまり自由に泳げないらしく、あまり運動していない為「メタボリック」になるようです。

面白いことに、広々とした海で泳いでいる「カツオ」は、視界が広い為に目が大きくなります。近海の「カツオ」は近場しか見ないために目が小さいです。と言うことで、目の小さい「カツオ」の方が「脂が乗っている」と言うことです。

ちょっと話がそれましたが、秋の代表的な魚「紅葉鯛」を是非召し上がってみてください。刺身、焼き物、煮付け、酒蒸し、揚げ物、釜めし・・・。鯛はどんな料理にも適しています。

冬を迎えてしまうと、「明石の鯛」は水温が下がり餌を求め鯛も深い所へ行ってしまうようで、なかなか獲れなくなってしまい、高価になります。この時期が味、値段共に食べごろだと思っています。

皆様のご来店をお待ちしております。

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